製品事例PRODUCT

カートン箱検査システムAOSI-CTシリーズ

製品仕様

検査対象 処理能力
(bpm (1分間の検査数) )
検査項目 装置寸法 ユーティリティ オプション
50ml~350ml
10本入りカートナー箱
MAX 100bpm カートナー側面 ・上下フラップ無し検査
・上下フラップズレ検査
・内フラップ露出検査
・上下フラップ糊付け不良検査
700×1200mm
(横×奥行)
AC100V 15A

カートナー天面 ・天面フラップ露出不良検査
・天面フラップ内折れ検査
・天面フラップ糊付け不良検査
カートナー印字 ・印字無し検査
・印字違い検査
・印字欠け検査

 

 

 

 

 

カートナー成形・印字検査

処理能力

印字能力・検査処理能力:常用 52箱/分(最大55箱/分)

 

検査項目

1.カートナー箱形状検査
2.印字検査

 

検査精度
検査部位 不良内容 検査視野 検査精度 検出率
カートナー側面 上下フラップなし 2方向 上下フラップがないもの、内フラップの裏側に入りこんだもの 99%以上
上下フラップズレ 2方向 上フラップと下フラップの合わせ部の左右ズレが2mm以上のもの 99%以上
内フラップ露出 2方向 内フラップが露出して、外側フラップの前に出た状態になったもの 99%以上
上下フラップ糊付け不良 2方向 上下フラップの糊付けが甘く、フラップが5mm以上浮いているもの 99%以上
カートナー天面 天面フラップ露出 1方向 天面フラップが外に露出したもの 99%以上
天面フラップ内折れ 1方向 天面フラップが内側で変形して折れたもの(変形により3mm以上の開きがある) 99%以上
天面フラップ糊付け不良 1方向 天面フラップの糊付けが甘く、フラップが3mm以上開いているもの 99%以上
カートナー印字 印字なし 1方向 文字単位で印字のないもの 99%以上(※1)
印字違い 1方向 あらかじめ設定した文字と異なるもの 99%以上(※1)
印字欠け 1方向 文字を構成するドットが欠けているもの 99%以上(※1)

※1)印字検査の詳細精度は、キーエンス画像センサのOCRに依存します。

 

 

検査投受光条件

 

 

システムレイアウト

 

 

制御仕様
不良品の検出・排除 排除制御については、「良品を下流に流す」という考え方のフェイルセーフ制御で、検査機でのOK判定が全ての検査項目にあるものを排除しないという制御になります。

従い、何らかの要因で検査できなかったワークについては全て排除されるよう、信号を出力します。

フェイルセーフ 構成する設備の異常時に検査できなかったワークが下流に流れることがない様、フェイルセーフ制御を十分考慮します。
もし、設備の不具合で未検査品を排除できない項目については、インターロックにて上位機器に停止要求をするとともに、検査装置でのアラーム表示を行います。
異常検出項目 構成する各機器の異常・警告信号、センサー異常(光軸のズレ・感度調整異常)、連続NG検出など